不倫の平均期間は?長期化した場合の5つのリスクについて解説

昨今、ニュースでは芸能人の不倫が毎月のように報道されており、一般的に、不倫に対してのハードルが下がっているように感じます。

きっかけはたまたま好きになった人が既婚者で、そのままなんとなく関係が続いてしまった…などということがあるようですが、不倫は、一度関係を持ってしまうと、期間が長くなることもあるようです。

不倫が話題に上ることはあっても、その詳細は語られないことが多いですが、今回の記事では、不倫の期間や様々なリスクについてご紹介したいと思います。

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目次

一般的な不倫期間はどのくらい?

不倫は公にできるものではないですし、当事者も語ることが稀なので正確な統計などはありませんが、ある探偵会社の調査によると、不倫は「1年以内に終了することが大半」という結果がでています。

短い場合は、一夜限りから3か月未満という方が多いようです。

不倫期間が短く終わる理由としては、

「不倫相手の配偶者にバレてしまった」
という理由が多く占めているようです。

精神的な面では、

「不倫相手(既婚者)を独占できない苦しさに耐えられなくなった」
「不倫に対しての罪悪感から別れを切り出した」等の

意見がある一方、

「自分に利益があると思えなくなった」
「不倫相手があまりにも浮気体質で幻滅した」等、

いわゆる恋から目が覚めたことにより不倫が終了することもあるようです。

1年以上続いた不倫は、その後3~5年と長期に渡るケースが多く、中には20年以上も関係が続いたケースもあるようです。

このように、期間にばらつきがある不倫ですが、短期でも長期でもリスクがあることを忘れずにとどめておきましょう。

不倫が長期化しやすい理由

不倫期間が長期化しやすい人たちには理由があります。

以下で詳しく見てみましょう。

優柔不断な性格

「別れたいけど別れられない」
「なんとなく関係が続いてしまった」 等、

優柔不断な性格が災いして不倫期間が長期化してしまう、という事が挙げられます。

不倫をしている既婚者は、不倫相手に対し少なからず責任を感じていることがあり、強く(自分から)別れを切り出せなくなっている場合があります。

また独身者の方も、(不倫とはいえ)相手から言い寄られている状態から抜け出すことができずそのまま日常化してしまい、罪悪感なども薄れていってしまう傾向にあるようです。

「たまにしか会えない」新鮮さ

一般的な恋愛は「新鮮さがなくなった」という理由でマンネリ化することがあります。

不倫関係でもマンネリ化することは上記と同じく起こり得ますが、不倫は「秘密の関係」であることから、毎日会ったり大手を振ってデートや食事をしたりすることができないという理由により新鮮さが薄れにくいという特徴があります。

また、必要以上に連絡を取り合うことができないので、1回1回のメッセージや電話、デートを大事に過ごす傾向があります。
こういった密度の高いやり取りが、「相手から大事にされている」という錯覚を起こし、結果として不倫関係が長期化する要因になっています。

理性的に付き合える

不倫をしている既婚者は、家に帰ったら配偶者や子どもが待っています。

家庭の存在があることで恋愛一辺倒になることがなく、また恋愛対象である不倫相手に依存することも少ないため理性的に付き合うことができ、不倫期間が長期化する要因になります。

特にW不倫(自分・不倫相手にそれぞれ配偶者がいることを指します)の場合は「家庭は家庭、恋愛は恋愛」と切り離して考えることが多く、お互いの不利益にならないよう家庭と恋愛を両立できるよう理性をコントロールして付き合うパターンが多くあります。

また、不倫相手が独身の場合(自分が独身で不倫相手が既婚者の場合)でも「不倫には様々なリスクがある」また「自分は2番手(妻子の次に大事な存在)」と自覚していると、相手に理想を押し付けたり依存しすぎたりすることもなく、お互いが理性的に付き合え、不倫期間が長期化してしまいます。

長期化した不倫・・・5つのリスク

不倫自体、多大なリスクが様々あります。
その中でも長期化することでよりリスクが大きくなる可能性があるものを以下に挙げました。

(1)慰謝料請求(損害賠償請求)を受ける

既婚者と不倫している独身の方は、当然相手の配偶者から慰謝料請求される可能性がありますが、あなたが既婚者の場合でも、自分の配偶者から慰謝料請求される場合があります。

不倫が一夜の過ちだったなら、相手方に慰謝料請求されたとしてもせいぜい50万円程度の場合がほとんどですが、長期化すると「悪質である」と判断され、100~300万円程に増額する可能性があります。

(2)社会的地位を失う

職場内不倫の場合には、不倫がバレた時、失職する可能性があります。

すなわち、周りの同僚や上司に不倫の噂が流れることにより職場に居づらくなり結果的に自主退職を余儀なくされたり、不倫相手の配偶者に「責任を取って退職しろ」と迫られたり、会社からの信頼を失い不本意な異動・降格処分、場合によっては懲戒処分されたりする可能性が考えられます。

仕事と関係のない場所での不倫でも、自分の友人・知人に「不倫している」とバレてしまった場合、信頼を失くし、結果としてだんだんと距離を置かれたり縁を切られたりと交友関係が狭まる可能性があります。

あなた自身が既婚者だった場合、自分の配偶者に不倫がバレると離婚を迫られる可能性がありますし、親族などに離婚理由を説明する際も「不倫が原因」と言われ、周囲からの信頼をなくす可能性があります。

上記でも説明したように、自分の配偶者から慰謝料請求をされる可能性は大いにありますし、自分にとって不利な離婚条件を突き付けられる可能性があります。

このように様々な社会的地位を失う可能性があります。

(3)不倫に費やした時間を失う

独身の方は、不倫している期間は全くの無意味になる可能性が高いです。

一般的に略奪愛の成功率は10~20%と言われており、一般的な恋愛と比べ成就しにくいものです。

その理由としては、既婚者側が離婚を進めないこと、話を進めようとしたとしても既婚者側の配偶者がなかなか離婚を認めず、離婚成立までに時間がかかってしまうこと、長期化したために独身側の気持ちが覚めてしまうことなど、様々です。

また、既婚者側にとっても、不倫している期間は無益であるといえます。

生涯大事にすると約束した配偶者や子どもの成長を見守るはずの大切な時間を、今後関係が発展しないであろう不倫相手に費やすことは無意味に終わる可能性が高いです。

(4)妊娠する可能性

そもそも不倫とは肉体関係を伴う関係のことを指します。

当然妊娠のリスクは避けられません。

堕胎する場合は精神的・肉体的に大きなダメージがありますし、堕胎費用も用意する必要があります。

また、「不倫相手(既婚者)の子どもを産みたい」と女性が思ったとしても、既婚者側の援助がない場合、経済的な面で大きなハードルがあります(既婚者である不倫相手が子どもを認知しない可能性もあります)。

また、男性側は妊娠のリスクはありませんが、病気のリスクがあります。

性感染症は通常性行為によって人から人へ感染する病気なので、保菌していると知らずに配偶者と性行為し、配偶者に移ることにより不倫が発覚するケースもあります。

(5)不安やストレスで体調を崩す

通常の恋愛の場合、不安になったり寂しくなったり時に気軽に電話やメッセージのやり取りをすることができるかと思います。

しかし、不倫の場合、相手は既婚者ですから、自分の都合だけで頻繁にやり取りすることができません。

また、不倫関係は唐突に終わりが来ることもあり、その結果、メンタルを病んでしまったり体調不良を起こしたりすることがあります。

どうやって不倫をやめたらいい?

不倫期間が長期化した場合、不倫をやめることは容易ではありません。

しかし、上記のリスクを考えると、一刻も早くやめた方がいいと思う方もいるでしょう。

では実際にどのようにして不倫をやめたらいいのでしょうか?

「音信不通になればいい」と簡単に考えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、後々泥沼になってしまう可能性がありますので、段階を踏んで実践した方がよいと思います。

自分の気持ちを確かめる

まずは「不倫相手と最終的にどうなりたいか?」というゴールを考えることが重要です。

あなたが既婚者なら、

  • 離婚して不倫相手と結婚する
  • やっぱり家庭を大事にしたいので別れたい

ということが考えられます。

あなたが独身なら、

  • 不倫相手と別れる
  • 相手の離婚を待って結婚する

ということが考えられます。

終わりのない不倫に「結婚」「別れ」等のゴールを定めることによって、不倫を解消する第一歩を踏み出しましょう。

離婚を選択する場合

既婚者側は、配偶者との離婚を選択する場合、きちんと離婚する旨を伝えましょう。

なあなあにする・離婚条件をきちんと決めないまま離婚してしまう、というようにしてしまうと、後々もめる原因となります。

特に、養育費や親権については離婚後もトラブルになりやすいので、離婚協議書を作成するとよいでしょう。

不倫相手と別れる場合

不倫相手と別れることを選択する場合は注意が必要です。

あなたが既婚者の場合、相手はあなたの配偶者に対して脅したり嫌がらせをしたりする可能性があります。

また、あなた自身に対しても、ストーカー化したり警察沙汰になったりすることもあり得ます。

穏便に別れるための5つのステップを紹介しますので参考にしてみてくださいね。

肉体関係をやめる

まずは不倫の最大の目的である肉体関係を解消しましょう。

いきなりピタッとやめるのではなく、徐々に回数を減らすなど相手に別れを感づかれないようにすると後々スムーズな別れにつながります。

会う頻度を減らす

いきなり会わなくなると相手も察知してより連絡を取ってくる可能性があります。

週に1回を2週に1度に、2週に1度を月に1度に、徐々に頻度を下げることにより不倫相手の依存度を減らすことができます。

不倫のリスクを伝えるなど相手が納得するまで話す

最初は会話の延長で不倫のリスクについて話すといいでしょう。

相手に「今(不倫している)状態は自分にとって利益がない」と思わせるようにしましょう。

別れを伝える時間に配慮する

上記のステップを踏んだらいよいよ別れを切り出しましょう。

この時、通常会うときと同じような時間帯・場所を指定してしまうとそのまま流されて結局肉体関係を持ってしまいます。

なるべく昼の時間帯に話し合うようにし、夜も予定を入れる等をし、すぐに解散できるようにするとよいでしょう。

場合によっては音信不通になる

不倫期間が短い場合には上記4つのステップを経過した後にすっぱりと連絡を絶つのもいいでしょう。

しかし、不倫期間が長い場合は注意が必要です。

相手もあなたに執着している可能性があるので、いきなり音信不通になるのではなく何回かに一回のみ返事を返す、等段階を踏む必要があります。

あなたが泣き寝入りしないために

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まとめ

いかがでしょうか。

不倫は短期で終わることが多いですが思いがけず長期化することもあります。

長期化してしまうと様々なリスクがありますので(もちろん短期間でもリスクはあります)なるべく穏便に終わらせるように、徐々に相手と距離をとるように心がけましょう。

貴重な時間を不倫に費やすのではなく、自分を大切にしている人や自分がより人生を充実させることができることに使いましょう。

あらかじめ弁護士保険などで備え、リスクに備えておくことをおすすめします。

弁護士
松本隆弁護士

弁護士 松本隆

神奈川県 弁護士会所属
横浜二幸法律事務所
所在地 神奈川県横浜市中区山下町70土居ビル4階
TEL 045-651-5115

労働紛争・離婚問題を中心に、相続・交通事故などの家事事件から少年の事件を含む刑事事件まで幅広く事件を扱う

この記事を書いた人

大川ゆかり 

「ミスター弁護士保険」編集長。
法的トラブルは予防と備えが必要ということを広めるべく、弁護士への取材を通じ、情報発信しています。

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