妻が口をきいてくれない原因と関係修復の方法。謝っても許してくれないときの対処法も解説

妻が口をきいてくれなくなったB男さん

A子(妻)が急に口をきいてくれなくなった気がするな・・・。
今までは小言とかもチクチク言われたりしてたけど、最近そういうのも無くなって、コッチから話しかけても無言になるんだよなあ・・・。

大多数の夫が苦手としている「妻の考えていることを先読みする」こと、この言葉はどこかの有識者が言っていたとか言っていなかったとか、、、
とはいっても、そんなことが出来る夫はこの世に存在するのでしょうか?


「多くの女性は察してほしい生き物である」この、とても面倒で無理難題な事柄を今すぐ実践すれば妻との関係修復はあっという間に解決するでしょう。

しかし、この「察してほしい」という思考は、全世界の多くの妻の生態であるにも関わらず、夫には難しく面倒と思うことには違いありません。

その為、夫は妻の機嫌がなぜ悪いのか?そのことが理解できず、常に小言を言われ続け、夫婦関係がこじれてしまい関係修復が困難になってしまうことも少なくないかもしれません。

そうなる前に、妻との関係修復の方法をご提案していきたいと思います。

B男さん

「察してほしい」なんて面倒だよな。
でも、このまま夫婦関係がこじれてしまうのも嫌だな・・・。
ああ、居心地がいい家で気分よく過ごしたいな・・・。

天の声

B男さん、日々の会話はもちろん、口喧嘩すらなくなると「仮面夫婦」へ一直線ですよ!!
そのまま離婚なんてことも・・・。
長い人生、B男さんもA子さんも幸せに過ごすためには、B男さんからの歩み寄りが大事ですよ。

記事に入る前に・・・

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目次

妻の一言一言に「無関心」は厳禁である!

beautiful white dandelion flower with parachutes in the spring season on a meadow

口を聞いてくれなくなった理由は普段の生活にあり

前提として多くの女性は、意思表示ができない生物を育てていくことに長けています。

赤子しかり、動物・植物などなど、「今自分は眠たいから」、「ゲームをしているから」、「食事をしているから」、などと言っていては、その育てている対象は死んでしまいます。

妻がどうしても手が回らなくなっているときに、手を貸してほしいとアピールしていても夫はそのことに重要性を感じておらず、悪気なく「後で」や「無視」をしてしまうことがあるのかもしれません。

妻は、当然のように自分がこなしている同じこと(日常業務)を、夫に求めてしまうのは仕方のないことです。

おそらくその妻は、最初は分からないのです、まさか自分の夫が自分と同じ作業ができないことが。

天の声

総務省の「令和3年社会生活基本調査」によると、6歳未満の子どもがいる夫婦の1日あたりの家事関連時間(家事・育児・介護・買い物などの合計)は、夫が1時間54分、妻が7時間28分でした。夫の時間は5年前より31分増えていますが、妻との間にはまだ約4倍の差があります。

出典:令和3年社会生活基本調査 生活時間及び生活行動に関する結果 結果の要約(総務省統計局)

夫は「自分も家事や育児をしている」と思っていても、妻から見ると、負担はまだ自分に偏っていると感じているかもしれません。この意識のズレが妻の無言の原因の一つかもしれません。

あなたは、気が付かなくてもいいのです。

一度注意されたこと、やってほしいと要求されたことを重要視せず、その時素通りしたとしても、後日「気が付かなくてごめん」の一言でその場はこじれずに済みます。

一緒に生活をしていく上での共同作業には、他人のふりや無関心は厳禁です。

この「注意されること」を何度も繰り返していくうちに妻は呆れ、悲しみ、絶望し、諦めてしまいます。

そこまで行ってしまうと妻との関係を修復するのはとても困難になってきますので、ご注意ください。

B男さん

確かに、自分のやりたいこと優先でスマホばっかり見てるかも・・・。
でも、ちょっと一瞬寝っ転がっただけでA子は怒ってくるんだ。
少しくらいゆっくりしてから、A子と交代で家事や育児をしたいなあ。

天の声

B男さん、A子さんはただ家事や育児をしてほしいんじゃないんです。
「今」家事や育児をしてほしいと思っているから、あなたに声をかけているんですよ。

妻は、共感されたい生き物である

数年前に「妻が口をきいてくれません」という漫画が話題になりました。

読んだことのある男性は、恐怖に慄いたり、反省したり、または、嫌悪感を抱いたりしたことでしょう。

ここで言えること、それは「得られる教訓はマンガやSNSからでも取り入れていきましょう。」ということです。

妻は常に夫であるあなたに、助けてほしいことを要求しているはずです。

ワンオペで家事・子育てをしている状態や、介護をしている等両親のことも入ってくると、それは大変な重労働です。

もちろん、外で働いている夫であり父親であるあなたも、想像をはるかに超えた重労働をされていることでしょう。

心身ともに疲弊した中で妻の言動を察しろというのは、無理な話です。

だからこそ、なるべく会話をしていきましょう。

機嫌が悪そうだったら「どうかした?」「何かあった?」と、「自分は妻であるあなたを、気にかけている、心配している、見ている」ということを、目の前にいる妻に知らせることが大切です。

疎ましがられてもそこは気にせず、1日1回は声をかけていきましょう。

妻があなたに少なからず愛情があるのであれば、その一言で「気にかけてくれているのだ」と安心するものなのです。

ここは、恥ずかしがらずに平穏な日常を保つためにはやっていただきたいところです。

天の声

B男さんも仕事でお疲れなこともあるかと思います。
でも、同じようにA子さんも家事や育児や介護など、日々やらなくてはならないことをしています。
会社には、同僚などご自身と同じ立場の人間がいるかもしれません。
しかし、A子さんには同じ業務を担っている人間はいません。
だからこそ、会話などのコミュニケーションは大事ですよ。

B男さん

確かに仕事で疲れててA子との会話は聞き流していたかも・・・。
毎日疲れているのはお互い様だよね。

でも、今更なんて声を掛けたらいいのか悩むなあ。

なぜ妻は機嫌が悪くなったのか?を、追体験してみる

元の安寧の暮らしを取り戻すために、喧嘩をしたら、あなたから先に謝る。

まだ初期段階の言い争いの場合、この行為で、案外すんなり和解してしまう場合も多々あります。

喧嘩後の気まずい空気の中、お互い先に謝るなんてことはプライドが許さない場合もあるかもしれません。

しかし、そこは喧嘩をしたままの重く気まずい空気を継続するより、お互いに丸く収まる方を選ぶ方が得策です。

なぜなら妻が、あなたに小言や怒りをぶつけてくるのは、夫であるあなたを大切に思い愛しているという証拠だからです。

何も言われなくなり諦められた場合、関係を修復していくのは至難の業となることをお忘れなきように切に願います。

また、一度休日に妻にリフレッシュ休暇(一人時間)を作ることも仲直りのいいきっかけになるかと思います。

半日でも子どもたちの世話と家事全般をやってみると、妻が何に苦労し何に普段いら立っているのか?ということが少し理解できるかもしれません。

また、夫として父親としての株も上がるかもしれませんので、おすすめいたします。

天の声

【妻が夫にやってほしいこと】
・子どもと遊んでほしい
・料理ができるようになってほしい
・感謝の言葉を言ってほしい
・子どものスケジュール管理をやってほしい
・使った道具をもとの位置に片づけてほしい
 
・・・などなど、インターネットで少し検索するだけでもこういった要望が出てきます。
人や家庭によって、やってもらいたいことは千差万別です。A子さんがB男さんにやってもらいたいこともきっとあるはずですよ。

B男さん

「何かしてほしいことある?」って会話のきっかけにもなりそう。
A子が普段やっていることを自分でもやってみれば、A子が何にイラついているのか、ヒントになるかも・・・。

「先に話しかけること」は妻との関係修復の第一歩

問題を解決したいのならば正面から話してみよう

相手が話しかけてこないのに自分から先に話しかける、ましてや謝るなんて、納得がいかない!と思われる方もいるかもしれません。妻に非があると思っているならなおさらです。

しかし、思い返してみてください。

妻が口を聞かなくなったり、怒りをぶつけてきたり等の行為は、おおよそ夫側に原因がある場合が大半なのです。

早く関係を修復したい、謝りたい、そう思っているのは妻も同じかもしれません。

そんな時は先にも記載しましたが、あなたから先に折れることで妻も案外早く許してくれるはずです。

天の声

夫婦喧嘩は「謝るが勝ち」ということもあるのかもしれません。

B男さん

確かに、このまま何も話さずに関係がこじれていくよりも、さっさと謝って元のいい関係に戻った方がストレスなく過ごせるなあ。

メール・電話・ライン等、連絡ツールを使ってみる

面と向かって謝るのが難しい場合こそ、メールやライン等を使う手もあります。

「そのうち何とかおさまるだろう。」「何とかなるだろう。今までもそうだったし。」等々、時間に身を任せる対応はもっともやってはダメな悪手なので、忠告をしておきたいと思います。

B男さん

直筆で手紙を書いてみるのも良さそう!
でも、ちょっとハードルが高いので、まずはメールやラインは普段から使っているけど、用件だけになっているからたまには雑談とかもしてみようかな。

天の声

お手紙、いいですね!
文字で謝罪を伝えた後に、直接顔を見ながら改めて自分の気持ちを伝えることも効果的ですよ。

妻の言うことにまず耳を傾けてみることから始める

今まで、妻の言っていることをきちんと真正面から聞いていたか?と振り返ってみてください。

主に女性というのは、脈絡のないことをつらつらとしゃべっている場合も多いことでしょう。

それを毎日疲れて帰ってきて聞くことの大変さも、想像に難しくありません。

しかし、きちんと妻の顔を見て相槌を打つだけでも、妻は満足するかもしれないのです。

そして、翌日の夕飯のおかずの内容が1品増えるかもしれません。

夫がそんなことで?と思うことが妻にとっては大切なこともあるのです。

B男さん

そうはいっても、A子の話って結局何が言いたいのか分からなくて途中から飽きてくるんだよな・・・。

天の声

難しく考えなくて大丈夫ですよ。
「共感すること」が大事です! 
気楽なコミュニケーションとして、A子さんとの会話を楽しんでください。

謝っても許してくれないときに見直したいこと

勇気を出して謝ったのに、妻が許してくれない。口もきいてくれないまま、ということもあるでしょう。そんなときは、もう一度謝る前に、自分の謝り方を見直してみてください。

謝っても許してもらえないときは、次のような状態になっていることが少なくありません。

  • 何について謝っているのかが、妻に伝わっていない
  • 「でも」「だって」と、言い訳が混ざっている
  • その場を収めるためだけに謝っているように見えている
  • 謝ったあとも、行動が何も変わっていない

「ごめん」「悪かった」とだけ繰り返しても、妻からすると「何が悪かったのか、本当に分かっているの?」と感じてしまいます。まずは、妻が何に怒っているのかを自分なりに考えましょう。そのうえで、「〇〇のときに△△したのが嫌だったよね。ごめん」のように、何について謝るのかを具体的に言葉にして伝えてください。

また、妻の怒りは、一度の出来事だけでなく、それまでの小さな不満が積み重なった結果であることも多いものです。その場合、一度謝っただけで気持ちが元に戻るとは限りません。謝ったあとは、言葉ではなく行動で示し続けることが大切です。頼まれていた家事をその日のうちに引き受ける、帰りが遅くなるときは必ず連絡するなど、妻が不満に思っていたことを一つずつ改めていきましょう。

反対に、「もう謝ったんだから許してよ」「いつまで怒っているの?」と許しを急かすのは逆効果です。妻の気持ちが落ち着くまでには、時間がかかることもあります。返事がなくても、普段どおりの声かけや挨拶は続けながら、妻が話してくれるのを待ちましょう。

自分の行動を見直し、夫婦間の決まり事をつくる

Couple sitting and hugging on sofa in cozy living room, watching action movie on TV or criminal blockbuster on streaming service, resting at home after workday. Home theater in modern apartment.
天の声

夫婦といえど、他人です。
他人と生活を共にするのですから、自分だけでなく相手も心地よく過ごせる家庭を目指しましょう。

自分に原因があるのでは?と1回自分を疑ってみる

喧嘩をした場合、妻の悪いところばかりに目が行きがちですが、そこは一度冷静に落ち着いて、一呼吸おいて考えてください。

口を聞いてくれなくなった妻は、喧嘩をしたり嫌なことがあったり等、今までの我慢していたことや、目をつむっていたことが一気によみがえってくるのです。

口を聞かなくなったその日に、今までの積み重ねてきた我慢が、心の中で溢れてきたと思って間違いないでしょう。

「そんな前のことを蒸し返して」と、夫としては、かなり理不尽な妻の怒りだと感じることでしょう。

では、どのようにしてそんな妻と関係を修復していくのか…。それは今まであなたが妻に言われてきたことを直していけばよいのです。

口を聞いてくれなくなっている段階で既に怒りは頂点に近いのかもしれませんが、コツコツと信頼を取り戻していきましょう。

では、何が妻の怒りの原因なのか?

分からない方のために、一般的な夫に対する妻の不満を記載しておきますのでご確認ください。

  • 脱いだ靴下がそのまま
  • 洗面所がビチャビチャのまま
  • 部屋の中が整理されていない(ゲーム機・マンガがそのまま)
  • 帰宅後の上着をハンガーにかけない
  • 冗談で妻を侮辱する
B男さん

確かにやりがちかも・・・。
いつも家の中がきれいになっていたから、きっとA子がやってくれていたんだ。
それに、A子に冗談のつもりで「最近太ったよね?」と言ってしまっていたけど、あれも嫌な思いをさせていたのかも・・・。

夫婦間でのルールを構築する

喧嘩をしたわけでもないのに、ある日突然妻の機嫌が悪くなった。

夫の立場から言わせると「なぜ?」と、混乱をしますよね?

その場合、妻側から言わせれば、ある日突然ではないということです。

夫が「ある日突然」と思う理由、おそらく妻の考え方が変わったのも理由の一つかもしれません。

その多くは、ママ友など新しい環境下で知り合った存在が深く関わっている場合が多いでしょう。

「あそこの旦那さんは子どもの送り迎えをしている」「あそこは家事をとても手伝ってくれるみたい」「この前あそこの旦那が公園で子どもを連れて一緒に遊んでいたのを見た」等々、よその旦那はあんなにやっているのに何でうちは何もしてくれないのか?

そうです、あなたから言わせれば、流れ弾に当たったような妻の不満でも、当の妻にしてみれば重大なことなのかもしれません。

妻の機嫌が悪い理由を確認・知るためにもやはり、夫婦で話し合うことが一番の解決策です。

子ども関係・家事関係など、夫婦間のルールを一つずつ作っていくというのもこれからの長い共同生活の上では、大切なことの一つであることを認識したほうがいいでしょう。

ルール作りは、「簡単なことから始める」のが長続きする秘訣です。

例えば「言い争いをした場合24時間以内に仲直りをする」「喧嘩をしたとしても朝のおはようは必ず言い合う」など、そこから始めてみてください。

天の声

夫婦間のルールは結婚時に作ることが多いようですが、子どもができた時や引っ越しした時など、環境が変わるときに改めてルールを構築することも少なくありません。
また、長い人生の中では考え方が変わることもあります。
改めて、夫婦間で価値観のすり合わせをすることも大事ですよ。

B男さん

確かに、結婚した時と今では環境も価値観も変わってきているかも。
「自分とA子の価値観は一緒」だと思っていたけど、年を取るにつれ、考え方も感じ方もズレてきている気がするな。

妻と積極的にコミュニケーションをとる

一番怖いのは、「夫には何を言っても無駄」と思われることです。

無視をされるだけならまだ改善の余地はありますが、万が一自分に非がある(何か隠し事をしている)場合、妻側は会話の端々・行動で違和感を感じ取ってしまいがちです。

そして、夫に隠し事があると気が付いているにもかかわらず、咎めることもせずに通常通りの会話や行動をしているのなら、それは危険信号ととらえて間違いないです。

おそらく、水面下で気づかれないように別居や離婚に向けて長期計画を立てているかもしれません。

そうならないためにも、大前提ではありますが、妻には後ろ暗い隠し事はせず、常にコミュニケーションをとることを心掛けてほしいと思います。

天の声

もちろん、すべてをオープンにする必要はありませんが、長い時間を共に過ごすパートナーに重大な隠し事をし続けるのは大変ですし、疲れてしまいます。
それよりも、隠し事を打ち明けても許されるくらいの関係性を築く方が健全といえるかもしれません。

B男さん

間違っても、A子や子どもや自分の親を裏切るようなことをしてはいけないのは大前提だよね。
 
そういえば、残業だと嘘をついてこっそり飲み会に参加したこともバレていたかも・・・。素直に言えばよかったな。

実際に妻と関係を修復した方法を参考にしてみる

ここで、実際に修復がうまくいった例を挙げておきます。

これは、決して夫が下手に出ているということではなく「妻の言うことを肯定する」という大切なことが含まれていますので、関係修復を望んでいるあなたには一度目を通して参考にしていただければと思います。

機嫌が悪く、無視を続ける妻に対して、「もしかして自分のことを今こんな風に思って怒っているのか?」といった風に、なぜ妻の機嫌が悪く、無視をされているのか?自分の思っていることと妻の思っていることの答え合わせをする。
自分は仲直りをすることを諦めていないと妻に伝える習慣をつける。

B男さん

自分の場合、「A子が無視するなら自分も無視する」と意地になっていたな。
ただ単にA子のいうことを聞くのではなく、「自分も考えた」という姿勢が大事に思えるな。

妻から何か意見を言われる、または普段の生活態度で注意を受けたとき、脊髄反射で言い返さず、グッとこらえて妻の言うことを一旦肯定する。
その上で「自分はこう思うけどどうか?」など、決して感情的にならずに根気強く話し合いをする。

天の声

自分の意見を否定する人と会話を続けることは予想以上のストレスです。妻に「自分のことを尊重していない」と思われてしまう原因にもなります。
まずは、言われたことに対して納得できるか考え、納得がいかないときには自分の意見も言ってみるようにしましょう。

小さなことでも、お互いに「ありがとう」と言っていく。一日一回は顔を合わせて挨拶をする。

天の声

「配偶者に言われたい言葉は何ですか?」という質問に対して、男女ともに「ありがとう」が圧倒的に一位だった、というアンケートもあります。
喧嘩をしていても機嫌が悪くても、顔を合わせて挨拶することは効果的といえるでしょう。

妻が何も言わなくなったら終わり?口をきかない期間と注意したいサイン

妻が口をきかなくなったからといって、すぐに夫婦関係が終わるわけではありません。ただし、口をきかない期間が長くなるほど、二人だけで関係を修復するのは難しくなっていきます。今の状態がどの段階にあるのか、一度落ち着いて確認してみましょう。

口をきかない期間ごとの考え方

何日以上口をきかなければ危ない、という決まった基準はありません。ここでは、口をきかない状態が続いている期間ごとに、おおまかな考え方を紹介します。

  • 喧嘩の直後から数日:お互いに気持ちを落ち着かせている段階です。夫から声をかけ、謝るべきことは謝りましょう。
  • 1週間から1か月ほど:謝罪が妻に届いていないか、妻の不満が解消されていない可能性があります。前述の「謝っても許してくれないときに見直したいこと」を参考に、謝り方と日頃の行動を見直しましょう。
  • 1か月以上:会話のない状態が日常になりつつあります。二人だけで話し合うのが難しい場合は、次の章で紹介する夫婦カウンセリングや円満調停など、第三者の力を借りることも考えましょう。
  • 何年も口をきいていない:同じ家に住んでいても、実質的には家庭内別居の状態です。夫婦の会話がないまま、外からは普通の夫婦に見える「仮面夫婦」になっていることもあります。

口をきかない期間が短いうちに動くほど、関係は修復しやすくなります。妻からの反応がなくても、できることから始めましょう。

関連記事:仮面夫婦の特徴6つと仮面夫婦診断10個!仮面夫婦になるキッカケとは? 

別居や離婚の準備を疑わせるサイン

以前は言われていた小言や文句を言われなくなったのは、妻が夫に期待するのをやめたサインかもしれません。さらに、次のような変化が見られる場合は、妻が別居や離婚の準備を進めている可能性があります。

  • 実家に帰る回数や、泊まってくる日が増えた
  • 正社員の仕事を探す、勤務時間を増やすなど、仕事に関する動きがある
  • 子どもの転校先や転園先、賃貸物件などを調べている
  • 夫名義の通帳や保険証券、給与明細などを確認している
  • 自分の荷物や子どもの物を、少しずつ家の外に移している

夫名義の通帳や保険証券の確認は、離婚するときに夫婦の財産を分ける「財産分与」の準備として行われることがあります。

こうしたサインに気づいても、妻を問い詰めたり、妻のスマートフォンを勝手に見たりするのはやめましょう。妻をさらに追い詰め、関係が悪化するおそれがあります。また、夫婦の預貯金を自分だけの判断で引き出したり、別の口座に移したりするのも避けてください。財産を隠そうとしたと受け取られると、財産分与の話し合いがこじれる原因になります。

妻から離婚を切り出されたときに最初に考えるべきことは、次の記事で解説しています。

関連記事:【妻から離婚を切り出された】1番はじめに考えるべきこと

冷戦状態が長く続いている夫婦の場合の対処方法

喧嘩をすることもなく、言いたいことも言えなくなってしまっている場合や、顔を合わせるとひどい言い合いになってしまう場合、2人だけでの話し合いが困難だと判断されたときは、カウンセラーや弁護士に間に入ってもらいましょう。

そのまま無視をお互いに続けていても、問題解決にはなりません。

例外的にお互いに顔を合わせないことでうまくいっている夫婦の場合を除いて、第三者に間に入ってもらうことをおすすめいたします。

天の声

第三者に入ってもらう方法には、民間の夫婦カウンセリングと、家庭裁判所の「夫婦関係調整調停(円満)」があります。

夫婦カウンセリングでは、カウンセラーが夫婦それぞれの話を聞き、関係改善のサポートをしてくれます。

円満調停では、調停委員が間に入り、夫婦関係が悪くなった原因や、改善のためにお互いがどう努力すればよいかについて話し合います。

円満調停は、夫または妻が、相手の住所地を管轄する家庭裁判所(または夫婦で合意して決めた家庭裁判所)に申し立てます。申立てにかかる費用は、収入印紙1,200円分と、連絡用の郵便切手代です。離婚するかどうか迷っている段階でも利用できます。

出典:夫婦関係調整調停(円満)(裁判所)

ただし、調停はあくまで話し合いの場です。妻が調停に出席しなかったり、関係の修復を望まなかったりする場合は、関係の改善にはつながりません。円満調停を利用するメリットは、次の記事で詳しく解説しています。

関連記事:【離婚はしたくない!】円満調停を利用すべき2つの理由

それでも、修復は不可能と判断し別居・離婚を望む場合

何とか自分なりに、色々と手を尽くしたけれども、関係の修復が困難だった場合、別居や離婚といった選択肢もあります。

ただし、子どももいて、妻が専業主婦の場合、家族の生活費なども含めての話し合いが必要となってきますので、ここは弁護士に間に入ってもらいお互いにこれ以上、ストレスをためることなく話が進むようにすることをおすすめします。

B男さん

自分が関係を修復したくても、相手は修復を望んでいないこともあるよね・・・。
まだA子と離婚したくないから、とにかくできることをやってみようと思います。

口をきいてくれないことは離婚の理由になる?

夫婦が話し合って合意すれば、理由を問わず離婚できます(協議離婚)。家庭裁判所の調停で離婚に合意した場合も同じです。

一方、どちらかが離婚を拒み、裁判で離婚を求めることになった場合は、民法770条1項が定める離婚原因が必要になります。その一つが「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」です。

妻が口をきいてくれない、無視されているという事情だけで、すぐにこの離婚原因にあたるとは限りません。裁判所は、別居しているかどうかやその期間、関係を修復しようとした努力があったかなど、さまざまな事情から、夫婦関係が修復できないほど壊れているか(婚姻関係の破綻)を判断します。

別居の期間が長くなるほど、婚姻関係が破綻していると判断されやすくなります。離婚を避けたいと考えているなら、口をきかない状態を放置せず、関係の修復に向けて早めに動くことが大切です。

別居することになったら生活費(婚姻費用)の分担が必要

民法760条は、「夫婦は、その資産、収入その他一切の事情を考慮して、婚姻から生ずる費用を分担する。」と定めています。この夫婦の生活費を「婚姻費用」といい、一般的には、収入の多い側が少ない側に支払います。

婚姻費用を分担する義務は、別居しても夫婦である間は続きます。妻が子どもを連れて家を出た場合でも、妻の収入が少なければ、夫は原則として妻と子どもの生活費を支払う必要があります。支払いを拒んでいると、妻から家庭裁判所に婚姻費用の分担を求める調停を申し立てられることもあります。

婚姻費用の決め方は、次の記事で解説しています。

関連記事:別居したときの生活費を払いたくない?! 知っておくべき婚姻費用の話 
関連記事:「離婚」する前に「別居」したほうがいい?! 5分でわかる別居のメリット・デメリット

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まとめ

妻が、不機嫌になり、口を聞いてくれなくなる理由は1つではありません。

小さな積み重ねが溜まりにたまった結果だという可能性が高いです。

根本的な理由を話し合い、解決していくことが妻との関係修復において一番の近道です。

夫婦関係は、放っておいても時間は解決してくれません。放置は悪手だということを念頭に置いてください。

特に、家庭の外の人と話す機会が少ない場合は、夫との会話がないことが妻にとって大きな負担になります。会話のない状態が長く続くほど、関係の修復は難しくなっていきます。

そうなる前に、日ごろから会話をして、夫婦のコミュニケーションを取ってください。

どうぞ家族円満であることを、心から願っています。この記事が、少しでも力になりヒントとなれば幸いです。

B男さん

一方的に怒ったり、機嫌が悪くなったり、悪いのはA子の方だと思っていたけど、思い返してみれば自分も悪いところがたくさんあったのかも・・・。
A子が何を思っているのか、何が不満なのか、わからないことばかりなので、まずは話し合いができるように、関係の改善を心がけようと思います。

天の声

B男さん、ファイトです!
あらかじめ弁護士保険などで、今後の様々なリスクに備えておくこともおすすめです。

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